48G23|第48回 理容師国家試験 過去問
理学的消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 紫外線は固体表面の消毒に適するが、陰になる部分の消毒はできない。 b 紫外線の消毒効果は、汚れのついた表面でも減弱しない。 c 80〜100℃、10分間の蒸気消毒で細菌の芽胞は不活化する。 d 2〜3分間の煮沸消毒では、細菌の芽胞は不活化しない。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
紫外線・蒸気・煮沸の届く範囲と、細菌芽胞への効果を判定します。
解説
小項目を一つずつ判定します。
a 正しい。紫外線は直進性があり、照射が直接届く固体表面には有効ですが、器具が重なった部分や陰になる部分は消毒できません。
b 誤り。汚れは紫外線を遮るため、汚れた表面では消毒効果が低下します。先に洗浄する必要があります。
c 誤り。80~100℃で10分間の蒸気消毒は一般細菌には有効ですが、抵抗力の強い細菌芽胞まで確実に不活化する条件ではありません。
d 正しい。2~3分間の煮沸では一般細菌などは死滅しても、細菌芽胞は不活化しません。よってaとdです。
選択肢の確認
1.aとb
誤り。
aは正しい一方、bは汚れによって紫外線が遮られ消毒効果が弱まる事実に反します。
2.bとc
誤り。
bは紫外線の性質を誤っており、cも通常の蒸気消毒で芽胞まで不活化できるとしているため誤りです。
3.cとd
誤り。
dは正しいですが、cの80~100℃・10分間で芽胞を不活化できるという記述が誤っています。
4.aとd
正しい組合せ。
aの紫外線は陰に届かないこと、dの短時間煮沸では芽胞を不活化できないことは、いずれも正しいです。
覚えるポイント
- 紫外線=直接当たる表面だけに有効。
- 汚れは紫外線を遮るため、消毒前に洗浄。
- 通常の蒸気消毒・短時間煮沸では細菌芽胞を不活化できない。