52G54|第52回 理容師国家試験 過去問
レザーの操作・運行に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
レザーの運行軌道、広い部位で使う関節、刃線の使い分け、斜行による切れ味を確認します。
解説
レザーは顔面の曲面へ刃を均等に接触させるため、関節を軸に円弧状へ運行します。広い部位では、肩全体を振るのではなく、肘関節を軸とした大きなストロークを用います。したがって、軸を肩関節とした2が誤りです。
「刃先から刃元まで均等に使う」とは、施術全体を通して刃線の一部分だけを偏って摩耗させないという意味です。一方、個々の円弧運行では、回転中心から遠く移動量の大きい刃先側を避け、制御しやすい刃元側を用いる場合があります。この二つは、施術全体での刃線配分と、一つのストロークで安定して当てる位置という異なる観点であり、矛盾しません。また、レザーを毛流に対して斜めに進める斜行では、引き切りの作用で切断抵抗が小さくなり、切れ味が増します。
選択肢の確認
1.刃を皮膚に均等に接触させるために、円弧状に運行する。
正しい。顔面の曲面へ刃線の接触と対皮圧力を安定させるための運行です。
2.広い部分を剃るときは、肩関節を軸とした大きなストロークで行う。
誤りで、これが正答です。広い部分では肘関節を軸に大きく運行します。
3.刃先から刃元まで均等に使う。
正しい。施術全体では刃線の同じ一点へ使用を集中させず、部位と運行に応じて刃先側から刃元側まで使い分けます。
4.レザーは、斜行することにより切れ味が増大する。
正しい。斜めの引き切りによって毛の切断抵抗を小さくします。
覚えるポイント
- レザーは円弧状に運行し、広い部分では肘関節を軸とする。
- 施術全体では刃線を偏用せず、個々のストロークでは安全に制御できる部位を使う。
- 斜行には引き切りの作用がある。