53G53第53回 理容師国家試験 過去問

文化論及び理容技術理論シェービング

シェービングにおけるレザーの操作と運行に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

レザーの円弧状運行、斜行角度、毛の抵抗に応じた対皮角度、標準的な運行速度を確認する問題です。

解説

レザーは、曲面である顔へ刃線を均等に接触させるため、直線ではなく手関節を中心とする円弧状に運行します。円弧では回転中心から遠い部分ほど移動量が大きくなるため、大きく動いて皮膚への刺激が強くなりやすいのは刃元ではなく刃先側です。個々のストロークでは制御しやすい刃元側を用いるのが基本なので、主語を刃元とした1が誤りです。

斜行は引き切りによって切断抵抗を小さくしますが、切創を防ぐため斜行角度は45度が限界です。抵抗の小さいうぶ毛は、硬い毛より対皮角度を大きくできます。また、速すぎれば制御しにくく、遅すぎれば同一部位への接触時間が長くなるため、運行速度は1ストローク約1秒を目安とします。

選択肢の確認

1.レザーを円弧状に運行すると、刃元の動きは大きくなり、皮膚への刺激が強くなる。
誤りで、これが正答です。円弧で移動量が大きく、刺激が強くなりやすいのは回転中心から遠い刃先側です。

2.安全面から、斜行角度は45度が限界である。
正しい。斜行角度を過度に大きくすると、刃が横滑りして切創する危険が増します。

3.うぶ毛は抵抗がないので、対皮角度を大きくして剃る。
正しい。設問の「抵抗がない」は硬毛との比較で抵抗が小さいという意味で、硬く太い毛より対皮角度を大きくできます。

4.運行速度は、1ストローク1秒くらいがよい。
正しい。刃を安全に制御しつつ、同一部位へ長く接触させないための標準的な速度です。

覚えるポイント

  • 円弧で大きく動くのは刃元ではなく刃先側。
  • 斜行角度は45度が限界。
  • 抵抗の小さいうぶ毛は対皮角度を大きくできる。
  • 運行速度は1ストローク約1秒。

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