49G33|第49回 美容師国家試験 過去問
保健皮膚科学皮膚の機能(保護作用)
皮膚の保護作用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 ※公式の注意事項により、正解となる選択肢がないため採点対象から除外された問題。
解答・解説を見る
この問題は公式の採点上、採点対象外です。
正答
1、2、3、4
この問題のポイント
皮膚の保護作用を担う成分と、その対象が問われています。公式の注意事項により、正解となる選択肢がないとして採点対象から除外された問題です。
解説
皮膚の保護作用は、対象によって担い手が異なります。
- 機械的外力(こすれ、圧迫、打撲)……角質層、真皮の膠原線維(コラーゲン)と弾性線維(エラスチン)、皮下脂肪組織が緩衝します。
- 光線(紫外線)……メラニンが紫外線を吸収し、基底細胞の核を守ります。
- 化学的刺激……ケラチンを主体とする角質層と、皮脂と汗が混じった脂肪膜が防ぎます。
- 微生物……皮膚常在菌が病原体の定着を妨げ、脂肪膜に含まれる脂肪酸が弱酸性を保って細菌の増殖を抑えます。
選択肢のうち、脂肪膜が担うのは主に化学的刺激と微生物に対する保護であり、機械的外力に対する緩衝は膠原線維・弾性線維・皮下脂肪組織が担います。この点で選択肢1の記述には無理がありますが、他の選択肢にも明確な誤りがないため、公式に採点対象から除外されました。
美容師国試ではここを押さえる
「何から守るか」と「何が守るか」を対応づけて覚えます。
紫外線=メラニン、微生物=皮膚常在菌と脂肪膜、機械的外力=膠原線維・弾性線維。
選択肢の確認
1.脂肪膜には、機械的外力に対する保護作用がある。
採点対象外のため、いずれの選択肢を選んでも誤りとはされません。
脂肪膜は主に化学的刺激と微生物に対する保護を担い、機械的外力への緩衝は膠原線維・弾性線維・皮下脂肪組織が中心です。
2.メラニンには、光線に対する保護作用がある。
採点対象外のため、いずれの選択肢を選んでも誤りとはされません。
メラニンは紫外線を吸収し、基底細胞の核を守ります。
3.ケラチンには、化学的刺激に対する保護作用がある。
採点対象外のため、いずれの選択肢を選んでも誤りとはされません。
ケラチンを主体とする角質層が化学的刺激を防ぎます。
4.皮膚常在菌には、微生物に対する保護作用がある。
採点対象外のため、いずれの選択肢を選んでも誤りとはされません。
皮膚常在菌は病原体の定着を妨げます。
覚えるポイント
- 機械的外力……角質層、膠原線維、弾性線維、皮下脂肪組織。
- 光線……メラニン。
- 化学的刺激……角質層(ケラチン)と脂肪膜。
- 微生物……皮膚常在菌と脂肪膜(弱酸性を保つ)。