50G11第50回 美容師国家試験 過去問

衛生管理公衆衛生・環境衛生公衆衛生の組織

保健所に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

保健所の業務範囲が問われています。予防・監視を行う行政機関であり、治療機関ではない点が要点です。

解説

保健所は地域保健法に基づき、都道府県、指定都市、中核市、特別区などが設置する公衆衛生の第一線機関です。

主な業務は次のとおりです。

  • 統計……人口動態統計など、管内の地域保健に係る統計をまとめる。
  • 監視・指導……生活衛生関係施設(美容所、理容所など)や食品衛生関係施設の監視や指導環境衛生監視員が立入検査を行います。
  • 感染症対策……結核、エイズなどの予防、相談、検査
  • 母子保健、精神保健、難病対策など。

保健所には医師が配置されることになっており、原則として所長は医師です。

ただし、保健所は予防・監視・相談を行う行政機関であり、患者の治療は医療機関が行います。エイズについても、予防や検査は保健所の事業ですが、患者の治療は実施していません。

法令のポイント
保健所は「予防・監視・相談」を担う行政機関です。
治療を行う医療機関と役割が異なります。

選択肢の確認

1.エイズ対策の一環として、エイズ患者の治療を実施している。
正答。記述としては誤り。
保健所はエイズの予防、相談、検査を行いますが、患者の治療は行いません。治療は医療機関の役割です。

2.人口動態統計など管内の地域保健に係る統計をまとめている。
記述としては正しい。
地域保健に係る統計の作成は保健所の業務です。

3.生活衛生、食品衛生関係施設などの監視や指導を実施している。
記述としては正しい。
美容所を含む生活衛生関係施設の監視・指導は保健所の業務です。

4.保健所には、医師が配置されることになっている。
記述としては正しい。
保健所には医師が配置され、原則として所長は医師です。

覚えるポイント

  • 保健所は公衆衛生の第一線機関で、予防・監視・相談を担う。
  • 患者の治療は行わない。治療は医療機関の役割。
  • 環境衛生監視員が美容所の立入検査を行う。
  • 所長は原則として医師

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