50G24|第50回 美容師国家試験 過去問
衛生管理衛生管理技術消毒薬の性質・保存
消毒用エタノールに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
消毒用エタノールの性質と取扱いが問われています。
解説
消毒用エタノール(76.9〜81.4容量%)の主な性質は次のとおりです。
- 揮発性・引火性……蒸発しやすく、可燃性蒸気が発生します。火気があると引火するおそれがあるため、火気を避けて保管・使用します。
- 効力の範囲……一般細菌、結核菌、多くのウイルスに有効ですが、芽胞には無効です。
- 併用……ほかの消毒薬と併用できます。たとえばグルコン酸クロルヘキシジンをエタノールに溶かした製剤があり、効果を高める目的で用いられます。
- 材質への影響……ゴムや一部のプラスチックを溶かすことがあります。器具の材質に注意が必要です。
- 濃度……高すぎても低すぎても効果が落ちます。揮発により濃度が下がるため、密栓保存します。
安全上の注意点
エタノールは引火性があります。ドライヤーやアイロンなど熱源のそばで
大量に使用しないよう注意します。
選択肢の確認
1.蒸発しやすく、可燃性蒸気が発生するため、火気があると引火することがある。
記述としては正しい。
引火性があるため火気厳禁です。
2.細菌の芽胞には効力がない。
記述としては正しい。
エタノールは芽胞に無効です。
3.ほかの消毒薬との併用はできない。
正答。記述としては誤り。
ほかの消毒薬と併用することができ、実際に併用製剤もあります。
4.ゴムや一部のプラスチックを溶かすことがある。
記述としては正しい。
材質によっては変質させることがあります。
覚えるポイント
- エタノールは引火性があり火気厳禁。
- 芽胞には無効。
- ほかの消毒薬と併用できる。
- ゴムや一部のプラスチックを変質させる。揮発するので密栓保存。