51G23|第51回 美容師国家試験 過去問
衛生管理衛生管理技術理学的消毒法
理学的消毒法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
**理学的消毒法(紫外線・煮沸・蒸気)**の性質が問われています。
解説
理学的消毒法は、熱や光などの物理的な力で微生物を殺す方法です。
紫外線消毒は、波長253.7ナノメートル付近の紫外線が細菌のDNAを損傷させることで殺菌します。ただし紫外線は透過力が弱く、直接当たった表面にしか効きません。油膜や汚れ、陰になった部分では効果が大きく減弱します。
煮沸消毒は、沸騰してから時間を計ります。蒸気消毒は器具の内部まで熱が届きにくいため、煮沸より長い時間を要します。
衛生管理上のポイント
紫外線消毒器では、器具を重ねずに広げ、陰ができないように配置します。
事前の洗浄が不十分だと効果が出ません。
選択肢の確認
1.紫外線には、細菌のDNAや細胞壁を破壊する作用がある。
記述としては正しい。
紫外線はDNAを損傷させて殺菌します。
2.紫外線の消毒効果は、油膜などの汚れのある表面でも減弱しない。
正答。記述としては誤り。
紫外線は透過力が弱く、油膜や汚れがあると効果が大きく減弱します。
3.煮沸消毒の消毒時間は、水が沸騰してから計る。
記述としては正しい。
沸騰してから所定時間を計ります。
4.蒸気消毒は、煮沸消毒より長い時間を要する。
記述としては正しい。
蒸気は熱の伝わりが遅いため、煮沸より長時間を要します。
覚えるポイント
- 紫外線は透過力が弱く、汚れや陰があると効かない。
- 煮沸消毒の時間は沸騰後から計る。
- 蒸気消毒は煮沸消毒より長時間必要。