49G23第49回 美容師国家試験 過去問

衛生管理衛生管理技術理学的消毒法

紫外線消毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

紫外線消毒の原理と、殺菌灯の管理が問われています。

解説

紫外線消毒の要点は次のとおりです。

  • 波長……殺菌力の強い253.7ナノメートル付近の紫外線を用います。
  • 作用……細菌のDNAを損傷させて殺菌します。
  • 条件……血液が付着していない器具に対し、1平方センチメートル当たり85マイクロワット以上20分間以上照射します。
  • 配置……紫外線は透過力が弱く直進するため、陰になった部分には届きません。器具は重ねず、陰ができないように配置します。
  • 殺菌灯の劣化……紫外線殺菌灯は使用時間とともに紫外線出力が低下します。点灯していても殺菌力が十分とは限らないため、定期的な交換が必要です。

衛生管理上のポイント
「光っているから効いている」とは限りません。
殺菌灯には使用時間による寿命があり、定期交換が必要です。

選択肢の確認

1.紫外線殺菌灯は、殺菌力の強い波長である253.7ナノメートル内外の紫外線を照射するように作られている。
記述としては正しい。
253.7ナノメートル付近が最も殺菌力の強い波長です。

2.美容所において、かみそり以外の血液の付着していない器具の消毒には、1cm²当たり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する方法を用いることができる。
記述としては正しい。
規則が定める紫外線消毒の条件です。

3.紫外線殺菌灯は、使用時間にかかわらず、発光していることが確認できれば殺菌力は変わらない。
正答。記述としては誤り。
殺菌灯は使用時間とともに紫外線出力が低下します。発光の確認だけでは殺菌力を保証できません。

4.紫外線消毒器内には、陰ができないように被消毒器具を配置する。
記述としては正しい。
紫外線は透過力が弱いため、陰にならないよう配置します。

覚えるポイント

  • 波長は253.7ナノメートル付近、条件は85マイクロワット以上・20分間以上
  • 紫外線殺菌灯は劣化する。定期交換が必要。
  • 器具は重ねず、陰をつくらないように配置する。

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