52G28|第52回 美容師国家試験 過去問
保健人体の構造及び機能筋
次の筋のうち、口を閉じ、口の周囲を前方に尖らせるものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
表情筋の働きが問われています。
解説
主な表情筋と働きは次のとおりです。
- 口輪筋……口の周りを輪状に取り囲む筋。収縮すると口を閉じ、口の周囲を前方に尖らせます(口をとがらせる、キスをする動き)。
- オトガイ筋……下唇の下、あごの先にある筋。下唇を前に押し出し、あごにしわを寄せます。
- 口角挙筋……口角を上に引き上げる筋。笑顔をつくります。
- 頬筋……頬の深い層にある筋。頬を歯に押しつけ、口の中の食物を歯の間に送ります。口笛を吹くときにも働きます。
なお、咀嚼筋(咬筋、側頭筋など)は下顎を動かす筋で、表情筋とは別のグループです。
美容師国試ではここを押さえる
表情筋は顔面神経が支配し、皮膚に付着して表情をつくります。
咀嚼筋は三叉神経が支配し、下顎骨を動かします。
選択肢の確認
1.オトガイ筋
誤り。
オトガイ筋は下唇を前に押し出し、あごにしわを寄せる筋です。
2.口角挙筋
誤り。
口角挙筋は口角を上に引き上げる筋です。
3.口輪筋
正しい。
口輪筋は口を閉じ、口の周囲を前方に尖らせます。
4.頬筋(きょうきん)
誤り。
頬筋は頬を歯に押しつける働きをします。
覚えるポイント
- 口輪筋=口を閉じ、尖らせる。
- 口角挙筋=口角を上げる。
- 頬筋=頬を歯に押しつける。
- 表情筋は顔面神経、咀嚼筋は三叉神経が支配。