52G29|第52回 美容師国家試験 過去問
保健人体の構造及び機能神経系
自律神経の作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
交感神経と副交感神経の作用が問われています。
解説
自律神経の主な作用を対比して整理します。
交感神経が優位のとき(緊張・興奮)
- 瞳孔……散大
- 心拍数……増加
- 気管支……拡張(空気を多く取り込むため)
- 消化器の血管……収縮(血液を筋肉へ回すため)
- 消化管の運動……抑制
- 発汗……増加
- 立毛筋……収縮(鳥肌)
副交感神経が優位のとき(安静・休息)
- 瞳孔……縮小
- 心拍数……減少
- 気管支……収縮
- 消化管の運動……促進
したがって、副交感神経の活動が低下すると、相対的に交感神経が優位となり瞳孔は散大します。
美容師国試ではここを押さえる
交感神経は「戦うか逃げるか」、副交感神経は「休息と消化」。
このイメージから各作用を導けます。
選択肢の確認
1.交感神経の活動が高まると、気管支は収縮する。
誤り。
交感神経が高まると気管支は拡張します。
2.副交感神経の活動が高まると、心拍数は増加する。
誤り。
副交感神経が高まると心拍数は減少します。
3.交感神経の活動が低下すると、消化器の血管は収縮する。
誤り。
交感神経が低下すると消化器の血管は拡張し、消化が促進されます。
4.副交感神経の活動が低下すると、瞳孔は散大する。
正しい。
副交感神経が低下すると相対的に交感神経が優位となり、瞳孔は散大します。
覚えるポイント
- 交感神経……瞳孔散大、心拍増加、気管支拡張、消化抑制、発汗増加、立毛筋収縮。
- 副交感神経……瞳孔縮小、心拍減少、気管支収縮、消化促進。
- 一方が低下すれば、相対的に他方が優位になる。