52G40|第52回 美容師国家試験 過去問
香粧品化学頭髪用香粧品染毛剤
ヘアカラー製品に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ヘアカラー製品の分類と、脱色剤の作用が問われています。
解説
ヘアカラー製品ごとの性質を整理します。
- 酸性染料(酸性染毛料、ヘアマニキュア)……水に溶かすとマイナスに荷電し、毛髪のプラス荷電部分とイオン結合して染着します。半永久染毛料に分類され、色持ちは約2〜4週間です。一時染毛料ではありません。
- 酸化染毛剤……染料中間体(パラフェニレンジアミンなど)は低分子で、毛髪内部まで浸透してから酸化・重合して大きな色素分子になります。高分子ではありません。
- 脱色剤(ブリーチ剤)……過酸化水素などにより、毛髪内部のメラニン色素を酸化して分解し、明るくします。
技術のポイント
染料中間体が低分子だからこそ毛髪内部に入り、
そこで重合して大きくなるため色が定着します。この流れを押さえます。
選択肢の確認
1.酸性染料は、水に溶かすとプラスの電気を帯びる。
誤り。
酸性染料は水中でマイナスに荷電します。
2.ヘアマニキュアは、一時染毛料に分類される。
誤り。
ヘアマニキュアは酸性染毛料であり、半永久染毛料に分類されます。
3.酸化染毛剤に配合されるパラフェニレンジアミンは、高分子である。
誤り。
パラフェニレンジアミンは低分子の染料中間体です。毛髪内部で酸化・重合して大きくなります。
4.脱色剤は、毛髪内部のメラニン色素を酸化して分解する。
正しい。
脱色剤はメラニンを酸化分解して毛髪を明るくします。
覚えるポイント
- 酸性染料はマイナスに荷電し、イオン結合で染着する。
- ヘアマニキュア=半永久染毛料(約2〜4週間)。
- 染料中間体は低分子で、酸化・重合して発色する。
- 脱色剤はメラニンを酸化分解する。