53G40|第53回 美容師国家試験 過去問
香粧品化学頭髪用香粧品染毛剤
ヘアカラー製品に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a パラフェニレンジアミンは、もともと色を有する直接染料である。 b 酸性染毛料は、医薬部外品に分類される。 c 染料中間体をカップラーとともに用いると、染料中間体単独とは異なったさまざまな色調に染毛できる。 d 脱色剤は、毛髪内部のメラニン色素を酸化して分解する。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
ヘアカラー製品の分類と染毛の仕組みが問われる組合せ問題です。
解説
小項目を1つずつ確認します。
a 誤り。パラフェニレンジアミンは染料中間体であり、それ自体はほぼ無色です。酸化・重合してはじめて発色します。もともと色をもつ直接染料ではありません。
b 誤り。酸性染毛料(ヘアマニキュア)は化粧品に分類されます。医薬部外品に分類されるのは酸化染毛剤などの永久染毛剤です。
c 正しい。染料中間体をカップラー(調色剤)とともに用いると、染料中間体単独とは異なるさまざまな色調に染毛できます。レゾルシンなどがカップラーです。
d 正しい。脱色剤は、過酸化水素などにより毛髪内部のメラニン色素を酸化して分解し、毛髪を明るくします。
正しいのは c と d です。
技術のポイント
染料中間体は無色で、カップラーとの組合せで色が決まります。
だから同じ染料中間体でも、配合を変えることで多彩な色が出せます。
選択肢の確認
1.aとb
誤り。
a も b もいずれも誤りです。
2.bとc
誤り。
c は正しいですが、b が誤りです。酸性染毛料は化粧品に分類されます。
3.cとd
正しい。
c と d はいずれも正しい記述です。
4.aとd
誤り。
d は正しいですが、a が誤りです。パラフェニレンジアミンは染料中間体です。
覚えるポイント
- 染料中間体は無色。酸化・重合して発色する。
- **カップラー(調色剤)**との組合せで色調が決まる。
- 酸性染毛料(ヘアマニキュア)は化粧品、酸化染毛剤は医薬部外品。
- 脱色剤はメラニンを酸化分解する。