53G39|第53回 美容師国家試験 過去問
香粧品化学頭髪用香粧品パーマ剤
パーマ剤の有効成分に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。 「二浴式のパーマ剤は、[A]のような[B]を有効成分とする第1剤と[C]のような[D]を有効成分とする第2剤からなる。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
二浴式パーマ剤の第1剤・第2剤の成分と働きが問われる空欄補充問題です。
解説
パーマの原理は、毛髪の**シスチン結合(S-S結合)**を切ってから、ロッドの形に沿って結び直すことです。
第1剤
- 有効成分……チオグリコール酸、システインなど
- 働き……還元剤。シスチン結合を切断します。
- あわせてアルカリ剤(アンモニア水、モノエタノールアミンなど)を含み、毛髪を膨潤させて薬剤の浸透を助けます。
第2剤
- 有効成分……臭素酸ナトリウム、過酸化水素など
- 働き……酸化剤。切れたシスチン結合を結び直します。
空欄を埋めると、A はチオグリコール酸、B は還元剤、C は臭素酸ナトリウム、D は酸化剤となります。
技術のポイント
第1剤=還元(切る)、第2剤=酸化(つなぐ)。
第2剤の酸化が不十分だと形が定着せず、毛髪も傷みます。
選択肢の確認
1.A チオグリコール酸 ─ B 酸化剤 ─ C 臭素酸ナトリウム ─ D 還元剤
誤り。
成分の配置は正しいものの、還元剤と酸化剤が逆になっています。
2.A チオグリコール酸 ─ B 還元剤 ─ C 臭素酸ナトリウム ─ D 酸化剤
正しい。
第1剤がチオグリコール酸(還元剤)、第2剤が臭素酸ナトリウム(酸化剤)で一致します。
3.A 臭素酸ナトリウム ─ B 還元剤 ─ C チオグリコール酸 ─ D 酸化剤
誤り。
成分と働きの対応が入れ替わっています。
4.A 臭素酸ナトリウム ─ B 酸化剤 ─ C チオグリコール酸 ─ D 還元剤
誤り。
成分と働きの対応は合っているものの、第1剤と第2剤が入れ替わっています。
覚えるポイント
- **第1剤=還元剤(チオグリコール酸、システイン)**でシスチン結合を切る。
- **第2剤=酸化剤(臭素酸ナトリウム、過酸化水素)**で結合を戻す。
- 第1剤にはアルカリ剤が含まれ、毛髪を膨潤させる。