53G21第53回 美容師国家試験 過去問

衛生管理衛生管理技術器具の消毒法

美容師法施行規則で規定されている消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 血液が付着していないかみそりを消毒用エタノールを含ませたガーゼで拭く。 b 血液が付着しているかみそりを0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上浸す。 c 血液が付着していないくしに1cm²当たり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。 d 血液が付着しているはさみを0.1%逆性石けん水溶液に10分間以上浸す。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

美容師法施行規則の消毒法について、血液の付着の有無で使える方法が変わる点が問われる組合せ問題です。

解説

規則が定める方法を整理します。

血液が付着していない器具

  • 紫外線(85マイクロワット以上を20分間以上)
  • 煮沸(沸騰後2分間以上)
  • 消毒用エタノールを含ませた綿・ガーゼで拭く
  • 次亜塩素酸ナトリウム0.01%以上に10分間以上浸す
  • 逆性石けん0.1%以上に10分間以上浸す
  • 両性界面活性剤0.1%以上に10分間以上浸す
  • グルコン酸クロルヘキシジン0.05%以上に10分間以上浸す

血液が付着している器具(この3つのみ)

  • 煮沸(沸騰後2分間以上)
  • 消毒用エタノールに10分間以上浸す
  • 次亜塩素酸ナトリウム0.1%以上に10分間以上浸す

小項目を1つずつ確認します。

a 誤り。かみそりは血液が付着している疑いのある器具として扱うため、拭くだけでは不十分です。

b 正しい。血液が付着したかみそりを0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液に10分間以上浸す方法は規定に沿っています。

c 正しい。血液が付着していないくしへの紫外線消毒(85マイクロワット以上、20分間以上)は認められています。

d 誤り。逆性石けんは血液が付着した器具には使えません

正しいのは b と c です。

衛生管理上のポイント
血液が付着した器具に使えるのは煮沸・エタノール浸漬・0.1%以上の次亜塩素酸ナトリウムの3つだけです。

選択肢の確認

1.aとb
誤り。
b は正しいですが、a が誤りです。かみそりは拭くだけでは不十分です。

2.bとc
正しい。
b と c はいずれも規則に定められた方法です。

3.cとd
誤り。
c は正しいですが、d が誤りです。逆性石けんは血液付着器具に使えません。

4.aとd
誤り。
a も d もいずれも誤りです。

覚えるポイント

  • 血液付着器具に使えるのは煮沸・エタノール浸漬・次亜0.1%以上の3つ。
  • 紫外線と逆性石けんは血液付着器具に使えない
  • かみそりは血液付着の疑いのある器具として扱う。

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