52G22|第52回 美容師国家試験 過去問
衛生管理衛生管理技術器具の消毒法
美容所で行う血液の付着している疑いのない器具の消毒法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
血液が付着している疑いのない器具の消毒法が問われています。かみそりの扱いが要点です。
解説
血液が付着していない器具に使える方法は次のとおりです。
- 紫外線……1平方センチメートル当たり85マイクロワット以上を20分間以上照射
- 煮沸……沸騰後2分間以上
- 消毒用エタノールを含ませた綿・ガーゼで拭く
- 次亜塩素酸ナトリウム……0.01%以上の水溶液に10分間以上浸す
- 逆性石けん……0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す
- 両性界面活性剤……0.1%以上の水溶液に10分間以上浸す
- グルコン酸クロルヘキシジン……0.05%以上の水溶液に10分間以上浸す
ただし、かみそりは皮膚を切る可能性が高い器具であり、血液が付着している疑いのある器具として扱います。したがって、拭くだけの方法では不十分で、煮沸、エタノール10分間以上の浸漬、0.1%以上の次亜塩素酸ナトリウムへの浸漬のいずれかを行います。
衛生管理上のポイント
かみそりは特別扱い。見た目に血液がなくても、血液付着時と同じ方法で消毒します。
選択肢の確認
1.くしを0.01%以上の次亜塩素酸ナトリウム水溶液中に10分間以上浸す。
記述としては正しい。
血液が付着していない器具に対する条件を満たしています。
2.はさみに1cm²当たり85マイクロワット以上の紫外線を20分間以上照射する。
記述としては正しい。
血液が付着していない器具に対する紫外線消毒の条件を満たしています。
3.かみそりを消毒用エタノールを含ませた綿若しくはガーゼで拭く。
正答。記述としては誤り。
かみそりは血液が付着している疑いのある器具として扱うため、拭くだけでは不十分です。
4.ブラシを0.1%以上の逆性石けん水溶液中に10分間以上浸す。
記述としては正しい。
血液が付着していない器具に対する逆性石けんの条件を満たしています。
覚えるポイント
- かみそりは血液付着の疑いのある器具として扱う。
- 血液なしなら紫外線・煮沸・エタノールで拭く・次亜0.01%以上・逆性石けん0.1%以上。
- 血液ありなら煮沸・エタノール浸漬・次亜0.1%以上のみ。