53G51|第53回 美容師国家試験 過去問
文化論及び美容技術理論セット・ヘアスタイリングピンカール
メイポールカールに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
メイポールカールの特徴が問われています。ステムの角度とピンの留め方の関係が要点です。
解説
メイポールカールは、根元のほうから巻いて毛先が外側になるカールです。名前は五月祭の柱(メイポール)にリボンが巻きつく様子に由来します。
主な特徴は次のとおりです。
- ベース……ベースの周囲を一定の形や大きさにスライスしてつくります。
- カールの出方……巻きの中心が根元側にあるため、根元に強いカールが現れます。
- ステムの角度……0度に近いフラットなカールで、頭皮に沿って平らに寝ています。
ステムとは、ベースからループまでの毛幹の部分をいい、カールの方向と可動性を決めます。
メイポールカールはステムの角度が0度に近く、そもそもステムがほとんどありません。したがって「ステムをつぶさないようにループの片面をピンで止める」という留め方は、**ステムを立てて可動性をもたせるカール(リフトカールなど)**に当てはまる説明であり、メイポールカールの特徴としては適切ではありません。
技術のポイント
ステムの角度が0度に近い=フラットで動きが少ない。
ステムを生かす留め方が必要になるのは、ステムを立てたカールのほうです。
選択肢の確認
1.ベースの周囲を一定の形や大きさにスライスしてつくるカールである。
記述としては正しい。
ベースの取り方の説明として適切です。
2.根元に強いカールが現れる。
記述としては正しい。
巻きの中心が根元側にあるため、根元に強いカールが出ます。
3.ステムの角度が0度に近い、フラットなカールである。
記述としては正しい。
メイポールカールはフラットなカールです。
4.ステムをつぶさないようにループの片面をピンで止める。
正答。記述としては誤り。
メイポールカールはステムの角度が0度に近く、ステムを生かす留め方を前提とするカールではありません。
覚えるポイント
- メイポールカール=根元から巻き、毛先が外側。フラットで根元に強いカール。
- クロッキノールカール=毛先から巻き、毛先が中心(内側)。
- ステムの角度がカールの方向と可動性を決める。