53G50|第53回 美容師国家試験 過去問
文化論及び美容技術理論ヘアカッティング・パーマ・カラーパーマネントウェーブ
パーマネントウェーブ技術に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
**毛質(吸水性毛とはっ水性毛)**と、ウェーブの大小、テストカール、毛髪診断が問われています。
解説
毛質による薬剤の入り方の違いを整理します。
- 吸水性毛……毛小皮(キューティクル)が損傷しており、水も薬剤もよく吸収します。パーマはかかりやすい反面、傷みやすく、ウェーブが強く出すぎることがあります。
- はっ水性毛……毛小皮が緻密で水や薬剤をはじきます。パーマはかかりにくい毛質です。
したがって「吸水性毛は水を吸収し薬剤をはじく」という記述は誤りで、吸水性毛は薬剤もよく吸収します。
そのほかの基本事項は次のとおりです。
- ウェーブの大小……主にロッドの太さで決まります。太いロッドは大きく緩いウェーブ、細いロッドは小さく強いウェーブになります。
- テストカール……適正カールの直径は、使用したロッドの直径の約2.5倍が目安です。
- 毛髪診断……ドライヘアとウェットヘアの両方で行います。乾いた状態で手ざわりや弾力、濡れた状態で吸水性やダメージを確認します。
技術のポイント
毛質の判断は施術の成否を左右します。
吸水性毛は薬剤の作用時間を短く、はっ水性毛は前処理で薬剤を入りやすくするなどの調整を行います。
選択肢の確認
1.吸水性毛は、水を吸収し薬剤をはじくのでパーマがかかりにくい。
正答。記述としては誤り。
吸水性毛は水も薬剤もよく吸収するため、パーマはかかりやすい毛質です。薬剤をはじいてかかりにくいのははっ水性毛です。
2.ウェーブの大小は、ロッドの太さによって決まる。
記述としては正しい。
太いロッドは大きなウェーブ、細いロッドは小さなウェーブになります。
3.テストカールでの適正カールの直径は、使用したロッドの直径の約2.5倍である。
記述としては正しい。
適正カールの直径の目安です。
4.毛髪診断は、ドライヘアとウェットヘアで行う。
記述としては正しい。
両方の状態で確認します。
覚えるポイント
- 吸水性毛=薬剤もよく吸収し、かかりやすい(傷みやすい)。
- はっ水性毛=薬剤をはじき、かかりにくい。
- ウェーブの大小はロッドの太さで決まる。
- テストカールの適正直径はロッド直径の約2.5倍。