34Q103|第34回 介護福祉士国家試験 過去問
次のうち、三大栄養素に該当する成分として、正しいものを1つ選びなさい。
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正解: 2
正答
2.炭水化物
この問題のポイント
三大栄養素を、五大栄養素や水分と区別する問題です。炭水化物、脂質、たんぱく質が三大栄養素であり、ビタミンとミネラルを加えると五大栄養素になります。
解説
三大栄養素は、炭水化物、脂質、たんぱく質です。これらは身体の主要な構成材料となり、生命活動に必要なエネルギーを供給する栄養素です。選択肢の中で三大栄養素に該当するのは炭水化物です。
炭水化物は、主に糖質と食物繊維から成ります。糖質は分解されてブドウ糖などとなり、脳や筋肉を動かす重要なエネルギー源になります。脂質は少量で多くのエネルギーを供給し、細胞膜やホルモンの材料にもなります。たんぱく質は、筋肉、皮膚、臓器、酵素、抗体などの材料になります。
三大栄養素にビタミンとミネラルを加えたものが五大栄養素です。ナトリウムとカルシウムは、いずれもミネラルに分類されます。水分も生命維持に不可欠ですが、三大栄養素には含めません。
高齢者や介護を必要とする人では、摂取量だけでなく、食欲、咀嚼・嚥下機能、消化吸収、活動量、疾患、服薬などを含めて栄養状態を考えます。特定の栄養素だけを増減するのではなく、医師や管理栄養士などと連携しながら個別に支援します。
ひっかけポイント
「身体に必要なもの」と「三大栄養素」は同じではありません。水分、ビタミン、ナトリウム、カルシウムも重要ですが、三大栄養素ではありません。
選択肢の確認
1.水分
誤り。
水分は体温調節、血液循環、老廃物の排出などに不可欠ですが、三大栄養素には分類されません。
2.炭水化物
正しい。
炭水化物は、脂質、たんぱく質とともに三大栄養素を構成します。糖質は身体の主要なエネルギー源になります。
3.ビタミン(vitamin)
誤り。
ビタミンは身体の機能を調整する微量栄養素です。三大栄養素にビタミンとミネラルを加えると五大栄養素になります。
4.ナトリウム(Na)
誤り。
ナトリウムは体液量や神経・筋の働きに関係するミネラルです。三大栄養素ではありません。
5.カルシウム(Ca)
誤り。
カルシウムは骨や歯の材料となり、筋収縮や神経伝達にも関係するミネラルです。三大栄養素ではありません。
覚えるポイント
三大栄養素は、炭水化物、脂質、たんぱく質です。
五大栄養素は、三大栄養素にビタミンとミネラルを加えたものです。
水分は生命維持に不可欠ですが、三大栄養素には含まれません。