9AM49|第9回 公認心理師国家試験 過去問
子どもに司法面接を行う際の留意点として、最も適切なものを 1 つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、子どもに対する司法面接の基本姿勢が問われています。
司法面接では、誘導を避け、子どもの記憶に基づく自発的な語りをできるだけ正確に聴取することが重要です。
解説
司法面接は、虐待や犯罪被害などについて、子どもからできるだけ正確で信頼性の高い情報を得るための面接です。
子どもは大人の表情、声のトーン、質問の仕方、反応に影響を受けやすいことがあります。そのため、面接者は中立的な態度を保ち、答えを誘導しないように注意します。
望ましい面接では、自由報告を促す開かれた質問を中心にします。例えば、「何があったか、覚えていることを話してください」のように、子どもが自分の言葉で話せる質問が重視されます。
司法・犯罪領域での注意点
司法面接では、子どもを支援したい気持ちがあっても、面接者の期待や判断を示さないことが重要です。誘導質問、暗示、評価的反応を避けます。
「なぜ」と問う質問は、子どもに責められているように感じさせたり、理由を作らせたりする可能性があります。沈黙も、子どもが思い出したり言葉を探したりしている時間として尊重する必要があります。
選択肢の確認
1.答えやすいように、複数の選択肢を提示して選ばせる。
判定:誤り。
選択肢を提示すると、子どもの回答を誘導したり、実際には記憶していない内容を選ばせたりする危険があります。司法面接では、自由報告を促す開かれた質問を重視します。
2.面接者自身の表情や声のトーンに配慮し、中立的に聞く。
判定:最も適切。
面接者の表情や声のトーンは、子どもの語りに影響を与える可能性があります。そのため、中立的に聞き、誘導や評価を避けることが司法面接では重要です。
3.出来事の背景を理解するために、「なぜそうなったか」を尋ねる。
判定:誤り。
「なぜ」と尋ねると、子どもが責められていると感じたり、理由を推測して答えたりする可能性があります。司法面接では、出来事の理由を求めるより、何が起きたかを子どもの言葉で語ってもらうことが重要です。
4.沈黙が生じた場合、別の質問をして会話が途切れないようにする。
判定:誤り。
沈黙は、子どもが思い出したり、言葉を探したりしている時間である場合があります。すぐに別の質問を重ねると、語りを妨げたり誘導につながったりする可能性があります。
覚えるポイント
- 司法面接では、誘導を避け、中立的に聞きます。
- 子どもの自由報告を促す開かれた質問が重要です。
- 選択肢を提示する質問や「なぜ」という質問は慎重に扱います。
- 面接者の表情、声のトーン、反応も子どもの語りに影響します。