36Q16|第36回 社会福祉士国家試験 過去問
次の記述のうち、ウェルマン(Wellman, B.)のコミュニティ解放論の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ウェルマンのコミュニティ解放論は、現代の人間関係が居住地域の境界から解放され、広域的な社会ネットワークとして成立すると捉えます。
解説
交通・通信の発達や職場・趣味などの多様な関係により、人々の重要なつながりは近隣だけに限定されません。コミュニティを一定地域の集団と同一視せず、離れた場所に住む親族、友人、同僚等を含むネットワークとして分析するのが解放論です。1は地域コミュニティ内のアソシエーション、3はワースのアーバニズム、4はバージェスの同心円地帯論、5はヒラリーによるコミュニティ定義分析です。オンライン関係も含め、つながりの広がりと同時に排除やアクセス格差も評価します。
選択肢の確認
1.特定の関心に基づくアソシエーションが、地域を基盤としたコミュニティにおいて多様に展開しているとした。
誤り。地域基盤内の集団展開に焦点があり、地域から解放されたネットワークという説明ではありません。
2.現代社会ではコミュニティが地域という空間に限定されない形で展開されるとした。
正答。最も適切です。広域的な対人ネットワークとしてコミュニティを捉えます。
3.人口の量と密度と異質性から都市に特徴的な生活様式を捉えた。
誤り。ワースのアーバニズム論の説明です。
4.都市の発展過程は、住民階層の違いに基づいて中心部から同心円状に拡大するとした。
誤り。バージェスの同心円地帯論の説明です。
5.アメリカの94のコミュニティの定義を収集・分析し、コミュニティ概念の共通性を見いだした。
誤り。ヒラリーによるコミュニティ定義の分析です。
覚えるポイント
ウェルマン=地域境界から解放されたネットワーク、ワース=都市的生活様式、バージェス=同心円、ヒラリー=定義分析です。