38Q84第38回 社会福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第37・38回)共通科目社会福祉調査の基礎

事例を読んで、次のうち、社会福祉法人A会が行った評価・分析の方法に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事 例〕 社会福祉法人A会では、中期事業計画の策定に際し、法人の現状について、他の法人と比べて優れている内部の資源や能力、改善の余地がある内部の課題などの内部環境要因を洗い出し、それに影響を与える活用可能な外部環境の好条件や、成長や存続を妨げる外部リスクなどの外部環境要因も含めて、将来の方向性を整理した。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

内部環境の強み・弱みと、外部環境の機会・脅威を四象限で整理し、戦略の方向性を考える方法がSWOT分析です。四つの英語の頭文字を事例の記述に対応させます。

解説

A会は、内部の優れた資源・能力を強み、改善すべき内部課題を弱み、活用可能な外部条件を機会、存続を妨げる外部リスクを脅威として整理しています。これはStrengths、Weaknesses、Opportunities、Threatsの四要素を用いるSWOT分析なので2が最も適切です。分析結果は職員や利用者、地域の意見も踏まえて検討し、強みを生かして機会を捉えるなど具体的な戦略へつなげます。

選択肢の確認

1.PDCA
誤り。計画、実行、評価、改善を循環させるマネジメント手法で、内部・外部を四要素に分ける分析ではありません。

2.SWOT分析
正答。内部の強み・弱みと、外部の機会・脅威を整理して将来戦略を検討する方法です。

3.バランス・スコアカードによる評価
誤り。財務、顧客、内部業務、学習と成長など複数視点から業績と戦略を管理する方法です。

4.ロジックモデル
誤り。投入、活動、産出、短期・中長期成果の因果的なつながりを図示する方法です。

5.トライアンギュレーション
誤り。複数の方法、データ源、研究者、理論等を組み合わせ、結果の妥当性を検討する方法です。

覚えるポイント

S・Wは内部、O・Tは外部です。分析だけで終わらず、強み×機会、弱み×脅威などを組み合わせて中期計画へ落とし込みます。

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