36AM7|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第36回

誤っているのはどれか。

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正解: 5

正答

5

公式正答は 5 です。正答内容は 全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。 です。

この問題のポイント

ヘマトクリットは全血中に赤血球が占める容積割合で、血漿の割合ではありません。凝固因子番号では第II因子がプロトロンビン、第VII因子はプロコンバーチンで外因系開始に関与します。

解説

マクロファージは異物・微生物・死細胞などを貪食し、抗原提示やサイトカイン産生にも関わります。赤血球は骨髄から放出後、末梢血中で約120日生存し、老化すると脾臓などで処理されます。

第VII因子はプロコンバーチンで、活性化VIIaが組織因子(組織因子)と複合体を形成し、第X因子や第IX因子を活性化して外因系凝固を開始します。プロトロンビンは第II因子であり、第VII因子と取り違えません。血漿タンパク質ではアルブミンが最も多く、膠質浸透圧維持や物質運搬を担います。ヘマトクリットは全血容積に対する赤血球容積の割合なので、血漿容積比とする選択肢5が誤りです。

選択肢の確認

選択肢1:マクロファージは貪食能をもつ。

正答ではありません(記述は正しい/該当)。 マクロファージは自然免疫の食細胞で、病原体、異物、アポトーシス細胞などを取り込み分解します。

選択肢2:赤血球の寿命は約 120 日である。

正答ではありません(記述は正しい/該当)。 成人の末梢血赤血球の平均寿命は約120日で、老化赤血球は脾臓・肝臓のマクロファージ等で処理されます。

選択肢3:第 7 凝固因子は外因系凝固に関与する。

正答ではありません(記述は正しい/該当)。 第VII因子は組織因子と複合体を作り外因系を開始します。プロトロンビンは第II因子であり、VIIではありません。

選択肢4:血漿タンパク質で最も多いのはアルブミンである。

正答ではありません(記述は正しい/該当)。 アルブミンは血漿タンパク質中で最も多く、膠質浸透圧の維持や脂肪酸・薬物等の運搬に関わります。

選択肢5:全血液に対する血漿の容積比をヘマトクリットという。

正答(記述は誤りまたは非該当)です。 ヘマトクリットは全血容積に対する赤血球容積の割合です。血漿の容積割合ではありません。

覚えるポイント

  • ヘマトクリット=赤血球容積/全血容積。
  • 第II因子=プロトロンビン、第VII因子=プロコンバーチン・外因系。
  • 赤血球寿命は約120日、血漿タンパク質で最多はアルブミン。

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