71AM031|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
ホルモンで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
内分泌疾患で、刺激ホルモンと標的ホルモンがどちらへ動くかを判断します。
解説
Zollinger-Ellison症候群はガストリノーマによってガストリンが過剰分泌され、胃酸分泌亢進、難治性消化性潰瘍、下痢などを来します。
内分泌問題では、原発臓器とフィードバックを確認します。Basedow病では甲状腺ホルモン高値によりTSHは抑制され、下垂体ACTH産生腺腫によるCushing病ではACTHが高値となります。
選択肢の確認
1.TSH は Basedow 病で高値を示す。
誤り。
Basedow病ではFT4・FT3高値により負のフィードバックが働き、TSHは低値となります。
2.ACTH は Cushing 病で低値を示す。
誤り。
Cushing病は下垂体ACTH産生腺腫によるため、ACTHは高値または不適切に正常です。
3.C‑ペプチドはインスリノーマで低値を示す。
誤り。
インスリノーマでは内因性インスリン分泌が増え、インスリンと等モルで分泌されるC-ペプチドも高値となります。
4.ガストリンは Zollinger‑Ellison 症候群で高値を示す。
正しい。
Zollinger-Ellison症候群ではガストリノーマによりガストリンが高値となります。
5.ADH は抗利尿ホルモン不適合分泌症候群〈SIADH〉で低値を示す。
誤り。
SIADHではADH作用が過剰で、水貯留、低Na血症、低浸透圧血症を来します。ADHが低値という記述は誤りです。
覚えるポイント
- Basedow病はTSH低値です。
- Cushing病はACTH高値です。
- Zollinger-Ellison症候群はガストリン高値です。