113C037|第113回 歯科医師国家試験 過去問
健常成人の第II誘導心電図波形を図に示す。心室筋の再分極を示すのはどれか。1つ選べ。

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正解: e
正答
e
この問題のポイント
心室筋の再分極はT波です。第II誘導の基本波形をP波、QRS群、T波の順に読みます。
解説
P波は心房筋の脱分極、QRS群は心室筋の脱分極、T波は心室筋の再分極を表します。心房筋の再分極はQRS群に重なって通常は明瞭に見えません。図ではQRS群の後に現れる、幅の広い緩やかな陽性波を探します。QRS群の終わりからT波の始まりまでのST部分は、心室筋がほぼ一様に脱分極している時相です。QT時間は心室筋の脱分極開始から再分極終了までを含み、心拍数や薬剤、電解質異常の影響を受けます。
画像の確認
実画像では、アが小さなP波、イ・ウ・エが鋭いQRS群の各成分を示しています。オはQRS群の後に現れる幅広く丸い陽性波であり、心室筋再分極を表すT波です。
選択肢の確認
a.ア
誤り。
P波に相当し、心房筋の脱分極を示します。
b.イ
誤り。
Q波に相当し、心室筋脱分極の初期成分です。
c.ウ
誤り。
R波に相当し、心室筋脱分極の主成分です。
d.エ
誤り。
S波に相当し、心室筋脱分極の終末成分です。
e.オ
正しい。
T波に相当し、心室筋の再分極を示します。
覚えるポイント
- P=心房脱分極、QRS=心室脱分極、T=心室再分極です。
- 再分極はQRS後の緩やかなT波を選びます。
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