116A070|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
評価に構音を用いるのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: c・e
正答
c、e
この問題のポイント
構音を直接利用して評価する検査と、唾液分泌・咬合・鼻咽腔閉鎖などを評価する検査を区別します。
解説
パラトグラム検査は、特定の音を発音した際に舌が口蓋へ接触した部位を記録し、構音時の舌運動を評価します。オーラルディアドコキネシスは「パ」「タ」「カ」などを反復発音させ、単位時間あたりの回数から口唇・舌の運動速度と巧緻性を評価します。
これらは発音を実際に行わせて口腔運動機能をみる検査です。
摂食嚥下・口腔機能のポイント
「パ」は口唇、「タ」は舌尖、「カ」は舌後方の運動を主に反映します。
選択肢の確認
a.咬合音検査
誤り。
咬合音検査は歯の接触によって生じる音を解析し、咬合接触の時間的状態を評価するもので、構音評価ではありません。
b.Saxon テスト
誤り。
Saxonテストはガーゼを一定時間咀嚼し、重量増加から唾液分泌量を測定する検査です。
c.パラトグラム検査
正しい。
パラトグラム検査は発音時の舌と口蓋の接触部位を記録し、構音を評価します。
d.ブローイング検査
誤り。
ブローイング検査は呼気を用いて鼻咽腔閉鎖機能などを評価しますが、構音そのものを用いる検査ではありません。
e.オーラルディアドコキネシス
正しい。
オーラルディアドコキネシスは音節の反復発音を用いて口腔運動機能を評価します。
覚えるポイント
- パラトグラムは発音時の舌口蓋接触を記録します。
- オーラルディアドコキネシスは「パ・タ・カ」の反復速度を測ります。
- Saxonテストは唾液分泌量の検査です。