116A072|第116回 歯科医師国家試験 過去問
社会歯科公衆衛生・予防歯科
食中毒患者発生の届出について定めているのはどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: c
正答
c
この問題のポイント
食中毒患者を診断した医師の届出義務を定める法律を選びます。
解説
食品衛生法は、飲食に起因する衛生上の危害を防止するため、食品・添加物・器具容器包装、営業、監視などを定めています。食中毒患者またはその疑いのある者を診断した医師は、保健所長へ届け出ることが定められています。
届出を受けた行政機関は原因食品、摂食場所、患者発生状況を調査し、被害拡大を防ぎます。
法規のポイント
食中毒は食品衛生法、感染症の分類・届出は感染症法と整理します。
選択肢の確認
a.健康増進法
誤り。
健康増進法は国民の健康増進、栄養改善、受動喫煙防止などを定め、食中毒患者の届出根拠ではありません。
b.食育基本法
誤り。
食育基本法は食育の基本理念と施策を定める法律で、食中毒患者の届出を定めません。
c.食品衛生法
正しい。
食品衛生法が食中毒患者またはその疑いを診断した医師の届出を定めています。
d.食品表示法
誤り。
食品表示法は食品の品質事項、衛生事項、保健事項などの表示を一元的に定める法律です。
e.感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律〈感染症法〉
誤り。
感染症法は感染症の予防・患者医療を定めますが、食中毒患者発生の届出の基本的根拠は食品衛生法です。
覚えるポイント
- 食中毒患者の届出は食品衛生法です。
- 医師は保健所長へ届け出ます。
- 食品衛生法と感染症法の対象を区別します。