116D016|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科放射線学
行為の正当化により軽減させることができる被曝はどれか。1 つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
放射線防護の正当化は、放射線を用いる行為の利益が被曝による不利益を上回るかを判断する原則です。
解説
医療被曝は、診断や治療のため意図的に行われる人工放射線被曝です。不要な撮影を行わず、臨床的利益がある場合だけ実施するという正当化によって、集団・個人の不要な被曝を減らせます。
宇宙線、大地放射線、食品中の放射性核種、ラドンは自然放射線による被曝です。個々の医療行為の正当化で直接減らす対象ではありません。
選択肢の確認
a.医 療
正しい。医療被曝は検査・治療の必要性を吟味する正当化によって不要な被曝を減らせます。
b.宇 宙
誤り。宇宙線は自然放射線であり、医療行為の正当化の対象ではありません。
c.食 品
誤り。食品からの内部被曝は自然放射線源に由来し、医療行為の正当化では軽減しません。
d.大 地
誤り。大地からの放射線は自然放射線です。
e.ラドン
誤り。ラドンによる被曝も自然放射線に分類されます。
覚えるポイント
- 正当化は行為を実施する必要性の判断です。
- 最適化は合理的に達成可能な範囲で線量を低くすることです。
- 医療被曝には患者の線量限度を一律に適用しません。