116D019|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
成人における基準値に性差があるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
血球検査では、赤血球系の指標に成人男女で明確な基準値差があることを押さえます。
解説
**ヘマトクリット〈Ht〉**は、全血中に赤血球が占める容積割合です。成人では一般に男性の方が女性より高く、性別ごとに基準範囲が設定されます。男性ホルモンによる造血刺激や月経などが関係します。
血小板数、白血球数、白血球分画、PTは、通常は男女で大きく異なる基準範囲を設ける代表項目ではありません。
選択肢の確認
a.血小板
誤り。血小板数は性差が全くないとは限りませんが、国試で明確な成人基準値差を問う代表項目ではありません。
b.白血球
誤り。白血球数は感染、炎症、薬剤などで変動しますが、通常の基準値を男女で大きく分けません。
c.白血球分画
誤り。白血球分画は好中球、リンパ球などの割合で、性差を主要な基準設定要因としません。
d.ヘマトクリット〈Ht〉
正しい。ヘマトクリット〈Ht〉は成人男性で女性より高い基準値を示します。
e.プロトロンビン時間〈PT〉
誤り。プロトロンビン時間〈PT〉は外因系・共通系凝固機能を評価し、成人男女の性差を基本としません。
覚えるポイント
- Hb、赤血球数、Htは成人男性で高い傾向があります。
- Htは赤血球容積比です。
- PTは凝固系検査であり性差の代表項目ではありません。