117A017|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
口腔内写真(別冊No. 4)を別に示す。 この装置に用いるワイヤーの太さはどれか。1 つ選べ。

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正解: d
正答
d
この問題のポイント
装置に用いるワイヤー径は、装置の目的に必要な剛性と弾性、固定性か可撤性かを踏まえて選びます。正答は0.9 mmです。
解説
矯正・小児歯科装置のワイヤーは、細いほど弾性が高くたわみやすく、太いほど剛性が高くなります。0.9 mmワイヤーは、比較的高い剛性を必要とする固定性の弧線や保持部などに用いられます。
画像の確認
実画像では、下顎左右の大臼歯バンドを、歯列舌側に沿う太い連続ワイヤーが結んでいる。細い弾性クラスプではなく剛性を要する舌側弧線の外観であり、0.9 mmを選ぶ正答dを支持する。
選択肢の確認
a.0.3 mm
誤り。
0.3 mmは非常に細く、本装置の主線として必要な剛性を得にくい太さです。
b.0.5 mm
誤り。
0.5 mmは細い補助線などには用いられますが、正答の装置に必要な剛性には不足します。
c.0.7 mm
誤り。
0.7 mmはクラスプや唇側弧線などで用いられることがありますが、本問の装置では0.9 mmが適切です。
d.0.9 mm
正しい。
0.9 mmは本装置に必要な剛性を確保できる太さです。
e.1.2 mm
誤り。
1.2 mmは本装置に対して過度に太く、曲げ加工や適合の点で適切ではありません。
覚えるポイント
- ワイヤー径が増すと一般に剛性が高くなります。
- 主線、クラスプ、ばねなど、目的によって適切な径が異なります。
- 画像問題では装置名だけでなく、ワイヤーの役割を確認します。