117A036|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
歯の異常と好発部位の組合せで正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・d
正答
a、d
この問題のポイント
歯の発育異常は、異常の種類ごとに好発歯種・好発部位を対応させて覚えます。
解説
過剰歯は上顎前歯部、とくに上顎正中部の正中過剰歯が代表的です。矮小歯は上顎側切歯に多く、円錐歯〈peg-shaped tooth〉としてみられます。
先天欠如は第三大臼歯を除くと、上顎側切歯や第二小臼歯に多くみられます。タウロドントは大きな歯髄腔と根分岐部の根尖側偏位を示し、主に大臼歯で問題になります。
選択肢の確認
a.過剰歯 上顎正中部
正しい。
過剰歯は上顎正中部に好発し、正中過剰歯として萌出遅延や正中離開の原因になります。
b.巨大歯 上顎大臼歯
誤り。
巨大歯は上顎大臼歯に特に好発するという組合せではありません。
c.欠如歯 下顎第一小臼歯
誤り。
欠如歯は下顎第一小臼歯より、下顎第二小臼歯や上顎側切歯などに多くみられます。
d.矮小歯 上顎側切歯
正しい。
矮小歯は上顎側切歯に好発し、円錐状の歯冠を示すことがあります。
e.タウロドント 上顎第一乳臼歯
誤り。
タウロドントは主に永久大臼歯や乳臼歯でみられますが、上顎第一乳臼歯を代表的好発部位とする組合せではありません。
覚えるポイント
- 過剰歯:上顎正中部。
- 矮小歯:上顎側切歯。
- 欠如歯:上顎側切歯、第二小臼歯などを押さえます。