117B051第117回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科放射線学

超選択的動注化学療法は( )を応用した画像診断的介入治療〈IVR〉である。 ( )に入るのはどれか。1 つ選べ。

解答・解説を見る

正解: d

正答

d

この問題のポイント

IVRは画像誘導下でカテーテルや針を操作して、診断と治療を行う方法です。

解説

超選択的動注化学療法では、血管造影で腫瘍の栄養動脈を確認し、カテーテルを目的血管まで進めて高濃度の抗悪性腫瘍薬を局所投与します。正常組織への全身曝露を抑えながら、腫瘍局所へ薬剤を集中させることが目的です。

頭頸部癌では、血管走行、腫瘍濃染、側副血行を確認し、脳血管や眼動脈への誤注入を避ける必要があります。

治療選択のポイント
「動注」「カテーテル」「栄養動脈」という語から血管造影を選びます。

選択肢の確認

a.CT
誤り。
CTは病変の形態や広がりの評価に有用ですが、超選択的にカテーテルを血管内へ誘導する基本画像ではありません。

b.MRI
誤り。
MRIは軟組織進展の評価に優れますが、動注カテーテル治療の直接的な誘導法ではありません。

c.PET/CT
誤り。
PET/CTは代謝情報や転移検索に有用ですが、血管内カテーテル操作の誘導には用いません。

d.血管造影
正しい。
血管造影で栄養動脈を同定し、カテーテルを超選択的に進めて薬剤を注入します。

e.超音波検査
誤り。
超音波検査は表在病変や血流評価に用いますが、頭頸部の超選択的動注化学療法の基本的誘導法ではありません。

覚えるポイント

  • 超選択的動注化学療法は血管造影を応用したIVRである。
  • 腫瘍栄養動脈へカテーテルを進める。
  • 非標的血管への薬剤流入を防ぐ。

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