117B052|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯周病学
遊離歯肉移植術の治療過程を示す。 口腔内消毒 → ① → ② → ③ → ④ → ⑤ → 歯周パック ②に入るのはどれか。1 つ選べ。 ただし、①~⑤はa~eのいずれかに該当する。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
遊離歯肉移植術では、受容側を先に形成し、その形と大きさに合わせて移植片を採取・調整します。
解説
標準的な流れは、口腔内消毒、浸潤麻酔、受容側の形成、移植片の採取、移植片の調整、移植片の縫合、歯周パックです。
受容側を先に形成すると、必要な移植片の大きさと形を正確に決められます。移植片は受容床へ密着させ、血餅を薄く保つことが生着に重要です。
治療選択のポイント
遊離移植片は初期に受容床から栄養を受けるため、密着、固定、血流再開が重要です。
選択肢の確認
a.浸潤麻酔
誤り。
浸潤麻酔は口腔内消毒後の最初の手術操作であり、②ではありません。
b.移植片の採取
誤り。
移植片の採取は受容側の形態と大きさを確認した後に行います。
c.移植片の調整
誤り。
採取した移植片の厚さや形態を整える操作は、移植片採取後に行います。
d.移植片の縫合
誤り。
移植片の縫合は、受容側形成、採取、調整が完了した後に行います。
e.受容側の形成
正しい。
浸潤麻酔に続く②で受容側を形成し、必要な移植片の大きさを決定します。
覚えるポイント
- 受容側形成を移植片採取より先に行う。
- 移植片は受容床へ密着・固定する。
- 厚すぎる血餅は再血管化を妨げる。