117C006第117回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学生理・生化学・薬理

酵素共役型受容体に作用するのはどれか。1 つ選べ。

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正解: a

正答

a

この問題のポイント

受容体は、イオンチャネル型、Gタンパク質共役型、酵素共役型、細胞内受容体に分類して整理します。

解説

インスリン受容体は細胞膜を貫通する受容体型チロシンキナーゼです。インスリンが結合すると受容体の自己リン酸化が起こり、細胞内シグナルを介して糖取り込みや代謝調節を促します。

アドレナリンはGタンパク質共役型受容体、アルドステロンは細胞内の核内受容体に作用します。アセチルコリンとGABAは受容体サブタイプによってイオンチャネル型またはGタンパク質共役型に作用します。

選択肢の確認

a.インスリン
正しい。
インスリン受容体は受容体型チロシンキナーゼであり、酵素共役型受容体です。

b.アドレナリン
誤り。
アドレナリン受容体はGタンパク質共役型受容体です。

c.アセチルコリン
誤り。
ニコチン性アセチルコリン受容体はイオンチャネル型、ムスカリン性受容体はGタンパク質共役型です。

d.アルドステロン
誤り。
アルドステロンは細胞内受容体に結合して遺伝子発現を調節します。

e.γ-アミノ酪酸〈GABA〉
誤り。
GABA A受容体はCl-チャネル型、GABA B受容体はGタンパク質共役型です。

覚えるポイント

  • インスリン受容体は受容体型チロシンキナーゼ。
  • カテコールアミン受容体はGタンパク質共役型。
  • ステロイドホルモンは主に細胞内受容体に作用する。

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