118C079|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科放射線学
在宅歯科診療でエックス線撮影を行う際、撮影に関与しない者が患者およびエッ クス線管から確保すべき最低距離(m)はどれか。1 つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
在宅で携帯型エックス線装置を使用する際は、撮影に関係しない者を照射野から離し、距離によって散乱線被ばくを低減します。
解説
撮影に関与しない者は、患者およびエックス線管から2 m以上離れます。可能であれば壁などの遮蔽物の後方へ移動し、主線錐の方向には立たないようにします。
放射線の強さは距離の2乗に反比例して低下するため、距離を確保することは在宅環境で有効な防護手段です。撮影者も装置の取扱説明書と防護基準に従い、照射回数と照射野を必要最小限にします。
放射線防護のポイント
正当化、最適化、距離、時間、遮蔽を組み合わせます。患者の介助が必要な場合も、介助者の被ばくを最小化します。
選択肢の確認
a.0.5
誤り。0.5 mでは患者やエックス線管に近く、散乱線被ばくを十分に低減できません。
b.1
誤り。1 mでは必要な最低距離を満たしません。
c.2
正しい。撮影に関与しない者は患者およびエックス線管から少なくとも2 m離れます。
d.3
誤り。3 m離れれば防護上さらに有利ですが、設問が問う最低距離は2 mです。
e.5
誤り。5 mを確保する必要はなく、最低基準は2 mです。
覚えるポイント
- 撮影に関与しない者は2 m以上離れます。
- 主線錐の方向を避け、可能なら遮蔽物を利用します。
- 距離を2倍にすると線量率は理論上4分の1になります。