118D008第118回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科放射線学

口内法エックス線画像(別冊No. 2A、B)を別に示す。 A とB で変更したのはどれか。1 つ選べ。

118D008の問題画像
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正解: d

正答

d

この問題のポイント

口内法エックス線撮影では、水平的投影角度の変化が歯の隣接面の重なり方を変えます。垂直角度との違いを整理します。

解説

水平的投影角度が不適切だと、隣接する歯の接触部が重なって写ります。管球を水平方向に回転させ、中心線を隣接面に沿わせると、接触部の重なりを減らせます。

垂直的投影角度は歯の長さの短縮・延長や歯槽骨頂の投影に影響します。照射時間は濃度、検出器は画質特性に影響します。

画像の確認

実画像では、AとBで同じ下顎臼歯部を撮影しているが、歯の隣接面や根の重なり方、埋伏智歯と第二大臼歯の投影関係が水平方向に変化している。一方、濃度や上下方向の投影は大きく変わっていないため、変更したのはコーンの水平的投影角度と判断できる。

選択肢の確認

a.照射時間
誤り。
照射時間を変えると画像の濃度やノイズに影響しますが、歯の重なり方を規則的に変える要因ではありません。

b.検出器の種類
誤り。
検出器の種類は解像度や感度に影響しますが、投影された解剖構造の重なり方の変化を直接説明しません。

c.コーンの垂直的投影角度
誤り。
垂直的投影角度は像の短縮・延長など上下方向の投影に影響します。

d.コーンの水平的投影角度
正しい。
水平的投影角度を変えると隣接面の重なりが変化します。AとBの差を説明するのはこの条件です。

e.床面に対する患者の咬合平面の角度
誤り。
患者の咬合平面の傾きも投影に影響し得ますが、隣接面の重なりを調整する基本操作はコーンの水平角度変更です。

覚えるポイント

  • 隣接面の重なりは水平的投影角度を確認します。
  • 像の短縮・延長は垂直的投影角度を確認します。
  • 照射時間は主に画像濃度やノイズに影響します。

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