119C086|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科放射線学
象牙質知覚過敏症の診断に有効なのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: a・b
正答
a、b
この問題のポイント
象牙質知覚過敏症では、露出象牙質へ機械的・温度刺激を加えて疼痛を再現する触診と温度診が有効です。
解説
象牙質知覚過敏症は、露出象牙質に対する擦過、冷気、冷水、浸透圧などの刺激で短く鋭い痛みを生じる状態です。診断では症状を再現するとともに、齲蝕、歯髄炎、亀裂、咬合性外傷など他疾患を除外します。
探針や綿球による軽い擦過、冷気・冷水による温度刺激を用います。刺激後も痛みが長く持続する場合は歯髄炎を疑います。
選択肢の確認
a.触 診
正しい。
露出象牙質を軽く擦過して一過性の鋭い疼痛が再現されるかを確認します。
b.温度診
正しい。
冷刺激などの温度診で、短時間の誘発痛が生じるかを評価します。
c.透照診
誤り。
透照診は歯の亀裂や隣接面病変の検出に有用ですが、知覚過敏の誘発診断そのものではありません。
d.レーザー蛍光強度測定
誤り。
レーザー蛍光強度測定は主に齲蝕検出に用います。
e.光干渉断層画像診断法〈OCT 法〉
誤り。
OCTは歯質内部構造や亀裂などの画像評価に用いられ、知覚過敏の基本的診断検査ではありません。
覚えるポイント
- 知覚過敏の痛みは刺激時に短く鋭く生じます。
- 触診・冷刺激で症状を再現します。
- 持続痛があれば歯髄炎などを鑑別します。