33AM049第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

ヘルパンギーナについて正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解: a

正答

a:乳幼児に好発する。

この問題のポイント

ヘルパンギーナは名称に「ヘルパ」を含みますが、ヘルペスウイルス感染ではなく、主にコクサッキーA群ウイルスによる夏季の小児感染症です。

解説

ヘルパンギーナはエンテロウイルス属、特にコクサッキーA群ウイルスなどの飛沫・接触・糞口感染で生じ、乳幼児に多くみられます。急な発熱と咽頭痛で発症し、軟口蓋、口蓋弓、口蓋垂周囲など口腔後方に小水疱が生じ、破れて小潰瘍となります。夏から初秋に流行しやすく、痛みで水分を取れない児では脱水に注意します。特異的抗ウイルス薬でなく水分補給などの対症療法が中心です。

選択肢の確認

  • a 乳幼児に好発する。:エンテロウイルスに対する免疫を持たない年少児に多く、保育施設などで流行しやすい疾患です。
  • b 冬期に流行しやすい。:ヘルパンギーナは代表的な夏風邪で、主に夏季に流行し、冬期流行が特徴ではありません。
  • c 手足の皮膚に小水疱が生じる。:手掌・足底などの発疹は手足口病の特徴で、ヘルパンギーナは主に口腔後方の水疱・潰瘍を生じます。
  • d ヘルペスウイルスが原因である。:病名は似ていますが、原因は主にコクサッキーA群などのエンテロウイルスです。

覚えるポイント

ヘルパンギーナは「乳幼児・夏・高熱・軟口蓋の水疱」です。手足口病は同系統のウイルスでも口腔前方や手足の発疹を伴い、単純ヘルペス性歯肉口内炎とも原因が異なります。

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