Y2026M04E1Q37|第2026年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問
神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、神経系の区分と、神経核・神経節の用語が問われています。
神経細胞の細胞体が集まる場所は、中枢神経系では神経核、末梢神経系では神経節です。
解説
神経系は、大きく中枢神経系と末梢神経系に分けられます。
中枢神経系は、脳と脊髄から成ります。末梢神経系は、中枢神経から全身へ伸びる神経で、体性神経系と自律神経系などに分けられます。
神経細胞の細胞体が集まっている部分については、用語の区別が重要です。
- 中枢神経系での集まり: 神経核
- 末梢神経系での集まり: 神経節
選択肢1は、この2つが逆になっています。
また、有髄神経線維は髄鞘を持ち、跳躍伝導により無髄神経線維より神経伝導速度が速くなります。
ひっかけポイント
「神経核」と「神経節」は場所で区別します。中枢は神経核、末梢は神経節です。
選択肢の確認
1.神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末梢神経系では神経核という。
正答。記述としては誤り。
正しくは、中枢神経系では神経核、末梢神経系では神経節といいます。選択肢では両者が逆になっています。
2.中枢神経系は、脳と脊髄から成る。
記述としては正しい。
中枢神経系は、脳と脊髄から成ります。全身の情報を統合し、運動や自律機能などを調節します。
3.有髄神経線維は、無髄神経線維よりも神経伝導速度が速い。
記述としては正しい。
有髄神経線維では、髄鞘により電気信号が効率よく伝わり、跳躍伝導が起こるため、無髄神経線維より伝導速度が速くなります。
4.交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。
記述としては正しい。
交感神経と副交感神経は、自律神経系に含まれ、多くの器官で拮抗的に働きます。たとえば、心拍数では交感神経が増加方向、副交感神経が低下方向に働きます。
5.大脳の外側の皮質は、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
記述としては正しい。
大脳皮質は、感覚、随意運動、思考、判断、記憶などの高次機能に関係します。
覚えるポイント
- 中枢神経系は、脳と脊髄。
- 細胞体の集まりは、中枢では神経核、末梢では神経節。
- 有髄神経線維は無髄神経線維より伝導速度が速い。
- 交感神経と副交感神経は、多くの器官でほぼ正反対に働く。