Y2026M04E2Q23第2026年4月公表(第二種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問

第二種労働生理神経系

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、神経系の区分と、神経核・神経節の用語が問われています。

神経細胞の細胞体が集まる場所は、中枢神経系では神経核、末梢神経系では神経節です。

解説

神経系は、大きく中枢神経系末梢神経系に分けられます。

中枢神経系は、脳と脊髄から成ります。末梢神経系は、中枢神経から全身へ伸びる神経で、体性神経系と自律神経系などに分けられます。

神経細胞の細胞体が集まっている部分については、用語の区別が重要です。

  • 中枢神経系での集まり: 神経核
  • 末梢神経系での集まり: 神経節

選択肢1は、この2つが逆になっています。

また、有髄神経線維は髄鞘を持ち、跳躍伝導により無髄神経線維より神経伝導速度が速くなります。

ひっかけポイント
「神経核」と「神経節」は場所で区別します。中枢は神経核、末梢は神経節です。

選択肢の確認

1.神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末梢神経系では神経核という。
正答。記述としては誤り。
正しくは、中枢神経系では神経核、末梢神経系では神経節といいます。選択肢では両者が逆になっています。

2.中枢神経系は、脳と脊髄から成る。
記述としては正しい。
中枢神経系は、脳と脊髄から成ります。全身の情報を統合し、運動や自律機能などを調節します。

3.有髄神経線維は、無髄神経線維よりも神経伝導速度が速い。
記述としては正しい。
有髄神経線維では、髄鞘により電気信号が効率よく伝わり、跳躍伝導が起こるため、無髄神経線維より伝導速度が速くなります。

4.交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。
記述としては正しい。
交感神経と副交感神経は、自律神経系に含まれ、多くの器官で拮抗的に働きます。たとえば、心拍数では交感神経が増加方向、副交感神経が低下方向に働きます。

5.大脳の外側の皮質は、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
記述としては正しい。
大脳皮質は、感覚、随意運動、思考、判断、記憶などの高次機能に関係します。

覚えるポイント

  • 中枢神経系は、脳と脊髄
  • 細胞体の集まりは、中枢では神経核、末梢では神経節
  • 有髄神経線維は、無髄神経線維より伝導速度が速い。
  • 交感神経と副交感神経は、多くの器官でほぼ正反対に働く。
  • 大脳皮質は、感覚、思考などの高次機能に関係する。

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