32AM84第32回 柔道整復師国家試験 過去問

生理学・運動学細胞・筋・神経生理筋収縮・活動電位

運動単位で正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

運動単位とは、1個のα運動ニューロンと、それが支配する筋線維群のことです。

1つの運動単位には、複数の筋線維が含まれます。

解説

筋力は、活動する運動単位の数や発火頻度によって調節されます。

1つのα運動ニューロンは、神経筋接合部を介して複数の筋線維を支配します。このまとまりを運動単位といいます。

細かい運動を行う筋では、1つの運動ニューロンが支配する筋線維数が少なく、精密な調節ができます。大きな力を出す筋では、1つの運動ニューロンが多くの筋線維を支配します。

運動単位には、S型、FR型、FF型などがあります。S型は遅筋線維を中心とし、疲労しにくく、発揮する力は小さめです。FF型は速く大きな力を出せますが、疲労しやすい特徴があります。

生理で見るポイント
運動単位は「1つのα運動ニューロン」と「複数の筋線維」です。複数のα運動ニューロンではない点がひっかけです。

選択肢の確認

1.1つの運動単位は複数のα運動ニューロンを含む。
誤り。
1つの運動単位に含まれるα運動ニューロンは1個です。その1個のα運動ニューロンが複数の筋線維を支配します。

2.1つの運動単位は複数の筋線維を含む。
正しい。
1つの運動単位は、1個のα運動ニューロンと、その支配を受ける複数の筋線維で構成されます。

3.FF型運動単位は発揮する力が小さい。
誤り。
FF型運動単位は速く大きな力を発揮しますが、疲労しやすい特徴があります。発揮する力が小さいのはS型の特徴です。

4.S型運動単位は疲労しやすい。
誤り。
S型運動単位は疲労しにくい特徴があります。持久的な活動に向いています。

覚えるポイント

  • 運動単位は1個のα運動ニューロンと複数の筋線維。
  • S型は力は小さいが疲労しにくい。
  • FF型は大きな力を出すが疲労しやすい。
  • 精密運動の筋では1運動単位あたりの筋線維数が少ない。

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