32AM83第32回 柔道整復師国家試験 過去問

生理学・運動学細胞・筋・神経生理中枢神経機能・感覚・睡眠

ブローカ野で正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

ブローカ野は、言語を発するための運動性言語中枢です。

発語に必要な運動プログラムを作り、運動性皮質へ情報を出力します。

解説

ブローカ野は、優位半球の前頭葉下前頭回にあります。多くの人では左大脳半球に存在します。

ブローカ野は、話すための運動プログラムを作る領域です。ここから運動性皮質へ情報が送られ、口唇、舌、喉頭などの発語に関係する筋が働きます。

音の意味の理解に関係する代表はウェルニッケ野です。ウェルニッケ野は側頭葉に位置し、感覚性言語中枢として扱われます。

ブローカ野が損傷すると、言葉の理解は比較的保たれていても、流暢に話すことが難しくなる運動性失語が起こります。

ひっかけポイント
ブローカ野は前頭葉で発語、ウェルニッケ野は側頭葉で理解です。位置と働きをセットで区別します。

選択肢の確認

1.側頭葉に位置する。
誤り。
ブローカ野は側頭葉ではなく、優位半球の前頭葉に位置します。側頭葉にある代表的な言語中枢はウェルニッケ野です。

2.音の意味の理解に関わる。
誤り。
音の意味の理解に関わるのは、主にウェルニッケ野です。ブローカ野は発語の運動面に関係します。

3.運動性皮質に情報を出力する。
正しい。
ブローカ野は、発語に必要な運動プログラムを作り、運動性皮質へ情報を出力します。発語に関係する筋活動へつながります。

4.損傷すると黙読が障害される。
誤り。
ブローカ野の損傷では、主に運動性失語が問題になります。黙読の障害を代表所見として選ぶのは不適切です。

覚えるポイント

  • ブローカ野は前頭葉にある。
  • ブローカ野は運動性言語中枢。
  • ウェルニッケ野は側頭葉にあり、言語理解に関係する。
  • ブローカ野損傷では運動性失語が起こる。

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