32PM94|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学脱臼・下肢足趾MTP関節脱臼
中足趾節関節の脱臼で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
中足趾節関節、つまりMTP関節の脱臼では、外観変形を押さえます。
代表的な所見として、Z字型変形がみられます。
解説
中足趾節関節脱臼は、足趾に過伸展力などが加わって発生します。
多くは背側脱臼で、基節骨が中足骨頭に対して背側へ転位します。外観上、足趾が特徴的に変形し、Z字型変形として表現されます。
好発は第1趾に多いとされ、第5趾に好発するという記述は不適切です。
開放創は常に背側にみられるわけではありません。関節部の皮膚状態や循環、知覚を確認することは重要ですが、代表所見としてはZ字型変形を選びます。
整復で見るポイント
足趾脱臼では、整復前後に皮膚の緊張、知覚、循環、爪床部の状態を確認します。介在物があると整復困難になることがあります。
選択肢の確認
1.第5趾に好発する。
誤り。
中足趾節関節脱臼は第1趾に多いと整理します。第5趾に好発するという記述は不適切です。
2.Z字型変形を呈する。
正しい。
中足趾節関節脱臼では、足趾がZ字型変形を呈することがあります。特徴的な外観所見です。
3.底側脱臼することが多い。
誤り。
中足趾節関節脱臼では、背側脱臼が多いと整理します。底側脱臼が多いという記述は不適切です。
4.関節背側に開放創がみられる。
誤り。
開放創が必ず関節背側にみられるわけではありません。開放創の有無は確認すべきですが、代表的特徴としてはZ字型変形を選びます。
覚えるポイント
- 中足趾節関節脱臼は第1趾に多い。
- 背側脱臼が多い。
- Z字型変形を呈する。
- 整復前後に循環、知覚、皮膚状態を確認する。