33AM103|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学呼吸・腎・消化・代謝消化酵素・胃液
胆汁で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3.コレシストキニンは胆汁排泄を促進する。
この問題のポイント
胆汁は肝臓で作られ、胆嚢に貯蔵・濃縮され、必要に応じて十二指腸へ排出されます。
脂肪を含む食物が十二指腸に入ると、コレシストキニン〈CCK〉が分泌され、胆嚢収縮を促します。
その結果、胆汁排泄が促進されます。
解説
胆汁は、脂肪の消化・吸収を助ける消化液です。
胆汁中に含まれる胆汁酸は、脂肪を乳化し、脂質とミセルを形成することで、脂肪の消化吸収を助けます。
胆汁酸は胆嚢で合成されるのではなく、肝臓でコレステロールから合成されます。胆嚢は胆汁を貯蔵し濃縮する器官です。
コレシストキニンは、十二指腸や空腸の粘膜から分泌され、胆嚢を収縮させ、オッディ括約筋を弛緩させることで胆汁の十二指腸への排泄を促します。
セクレチンは、膵液や胆汁中の重炭酸分泌を促進する方向に働きます。胆汁排泄を抑制するという説明は不適切です。
また、胆汁酸がミセルを形成する相手は主に脂質であり、タンパク質ではありません。
したがって、正しいのはコレシストキニンは胆汁排泄を促進するです。
選択肢の確認
1.胆汁酸は胆嚢で合成される。
誤り。
胆汁酸は肝臓で合成されます。胆嚢は胆汁を貯蔵・濃縮します。
2.セクレチンは胆汁排泄を抑制する。
誤り。
セクレチンは重炭酸を含む膵液や胆汁分泌を促す方向に働きます。胆汁排泄を抑制するわけではありません。
3.コレシストキニンは胆汁排泄を促進する。
正しい。
CCKは胆嚢を収縮させ、胆汁の十二指腸への排泄を促進します。
4.胆汁酸はタンパク質とミセルを形成する。
誤り。
胆汁酸は主に脂質とミセルを形成し、脂肪の消化吸収を助けます。
覚えるポイント
- 胆汁は肝臓で作られ、胆嚢で貯蔵・濃縮される。
- 胆汁酸は肝臓で合成される。
- 胆汁酸は脂質とミセルを形成する。
- コレシストキニンは胆嚢を収縮させ、胆汁排泄を促進する。
- セクレチンは重炭酸分泌を促進する方向に働く。