33AM102|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学呼吸・腎・消化・代謝水・電解質・代謝・体温
ビタミンDで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4.腸管のカルシウムイオン吸収を促進する。
この問題のポイント
ビタミンDは、カルシウムとリンの代謝に重要です。
活性型ビタミンDは、腸管からのカルシウムイオン吸収を促進します。
解説
ビタミンDは脂溶性ビタミンの一つです。
皮膚では、紫外線の作用によりビタミンD前駆体からビタミンDが生成されます。その後、肝臓と腎臓で代謝され、活性型ビタミンDになります。
活性型ビタミンDは、小腸からのカルシウム吸収とリン吸収を促進します。
これにより、骨の石灰化や骨形成を支えます。
ビタミンDが不足すると、小児ではくる病、成人では骨軟化症などを起こしやすくなります。
カルシトニンは甲状腺の傍濾胞細胞から分泌され、血中カルシウムを低下させる方向に働きます。ビタミンDがカルシトニン分泌を促進するという説明は不適切です。
したがって、正しいのは腸管のカルシウムイオン吸収を促進するです。
選択肢の確認
1.骨形成を抑制する。
誤り。
ビタミンDはカルシウム吸収を促進し、骨の石灰化や骨形成を支えます。
2.皮膚で分解される。
誤り。
ビタミンDは皮膚で紫外線により生成されます。分解されるという説明は不適切です。
3.カルシトニンの分泌を促進する。
誤り。
ビタミンDの主作用は腸管でのカルシウム・リン吸収促進です。カルシトニン分泌促進が主作用ではありません。
4.腸管のカルシウムイオン吸収を促進する。
正しい。
活性型ビタミンDは小腸でカルシウム吸収を促進します。
覚えるポイント
- ビタミンDは脂溶性ビタミン。
- 皮膚で紫外線により生成される。
- 肝臓・腎臓で活性化される。
- 活性型ビタミンDは腸管でカルシウム吸収を促進する。
- 不足すると、くる病や骨軟化症に関係する。