34AM100第34回 柔道整復師国家試験 過去問

生理学・運動学呼吸・腎・消化・代謝水・電解質・代謝・体温

塩分の過剰摂取時に起こるのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、塩分の過剰摂取による体液調節の変化が問われています。

ナトリウムが増えると水分を保持しやすくなり、体液量が増加する方向に働きます。

解説

塩分を過剰に摂取すると、体内のナトリウム量が増えます。ナトリウムは水を引き寄せるため、体液量は増加しやすくなります。

また、血漿浸透圧は上昇しやすく、口渇やバゾプレッシン分泌を介して水分保持が起こります。体液量が増えると、レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系は抑制されやすく、心房が伸展されることで心房性ナトリウム利尿ペプチドは分泌が促進されます。

ひっかけポイント
塩分過剰では「浸透圧低下」ではなく、ナトリウム増加により水分保持と体液量増加を考えます。

選択肢の確認

1.体液量の増加
正しい。
塩分の過剰摂取では体内のナトリウムが増え、水分を保持しやすくなるため、体液量が増加します。

2.血漿浸透圧の低下
誤り。
塩分を過剰に摂取すると、血漿中のナトリウム濃度が上がりやすく、血漿浸透圧は低下ではなく上昇方向に働きます。

3.レニンの分泌亢進
誤り。
体液量や血圧が増加すると、レニン分泌は抑制されやすくなります。レニン分泌亢進は循環血液量低下や腎血流低下などで起こります。

4.心房性ナトリウム利尿ペプチドの分泌抑制
誤り。
体液量が増えると心房が伸展され、心房性ナトリウム利尿ペプチドの分泌は促進されます。これはナトリウムと水分を排泄して体液量を減らす方向に働きます。

覚えるポイント

  • 塩分過剰では体液量が増加しやすい。
  • 体液量増加ではレニン分泌は抑制されやすい。
  • 心房伸展により心房性ナトリウム利尿ペプチドは分泌促進される。

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