33AM101|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学呼吸・腎・消化・代謝水・電解質・代謝・体温
糸球体濾過率の推定に使用されるのはどれか。
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正解: 2
正答
2.クレアチニン
この問題のポイント
糸球体濾過率〈GFR〉は、腎臓がどのくらい血液を濾過しているかを示す指標です。
臨床では、GFRの推定に血清クレアチニンが用いられます。
解説
クレアチニンは、筋肉中のクレアチン代謝によって生じる物質です。
血液中のクレアチニンは糸球体で濾過され、尿中へ排泄されます。
腎機能が低下すると、クレアチニンの排泄が低下し、血清クレアチニン値が上昇します。
そのため、血清クレアチニン値、年齢、性別などを用いて推算糸球体濾過率〈eGFR〉が算出されます。
グルコースは通常、糸球体で濾過された後、近位尿細管で再吸収されます。
ナトリウムは濾過後に尿細管で大量に再吸収されるため、GFR推定の指標としては不適切です。
パラアミノ馬尿酸〈PAH〉は、腎血漿流量の測定に用いられる物質として重要です。
したがって、GFRの推定に使用されるのはクレアチニンです。
選択肢の確認
1.グルコース
誤り。
グルコースは通常、尿細管で再吸収されるためGFR推定には用いません。
2.クレアチニン
正しい。
血清クレアチニンはeGFRの推定に用いられます。
3.ナトリウム
誤り。
ナトリウムは尿細管で調節されるため、GFR推定の代表指標ではありません。
4.パラアミノ馬尿酸
誤り。
PAHは腎血漿流量の評価に用いられます。
覚えるポイント
- GFR推定にはクレアチニンを用いる。
- eGFRは血清クレアチニン、年齢、性別などから推定する。
- PAHは腎血漿流量。
- グルコースは通常再吸収される。
- ナトリウムは尿細管で調節される。