33AM119|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学病理総論・循環障害病理解剖・萎縮・再生
萎縮と臓器の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1.圧迫性萎縮ー肝臓
この問題のポイント
萎縮とは、細胞や臓器が小さくなる変化です。
萎縮には、圧迫性萎縮、神経性萎縮、無為性萎縮、内分泌性萎縮、生理的萎縮などがあります。
この問題では、正しい組合せとして圧迫性萎縮ー肝臓を選びます。
解説
圧迫性萎縮は、腫瘍、嚢胞、液体貯留、周囲組織からの圧迫などによって、組織や臓器が圧迫され、血流や栄養が障害されて萎縮するものです。
肝臓では、腫瘤や嚢胞などによる圧迫によって周囲の肝実質が萎縮することがあります。
神経性萎縮は、神経支配を失った筋にみられる萎縮です。代表は末梢神経障害後の骨格筋萎縮であり、副腎との組合せは不適切です。
無為性萎縮は、使わないことによって起こる萎縮です。長期臥床やギプス固定後の骨格筋萎縮が代表であり、腎臓との組合せは不適切です。
内分泌性萎縮は、ホルモン刺激の低下により標的臓器が萎縮するものです。副腎、甲状腺、性腺などが例として重要です。胸腺は加齢に伴う生理的萎縮として覚えるのが基本です。
したがって、正しい組合せは圧迫性萎縮ー肝臓です。
選択肢の確認
1.圧迫性萎縮ー肝臓
正しい。
肝臓では腫瘤や嚢胞などによる圧迫で、周囲の肝実質に圧迫性萎縮が生じることがあります。
2.神経性萎縮ー副腎
誤り。
神経性萎縮は神経支配を失った骨格筋にみられる萎縮です。副腎との組合せは不適切です。
3.無為性萎縮ー腎臓
誤り。
無為性萎縮は使わないことによる萎縮で、代表は長期固定や臥床による骨格筋萎縮です。
4.内分泌性萎縮ー胸腺
誤り。
胸腺は加齢に伴う生理的萎縮として重要です。内分泌性萎縮の代表としては、副腎、甲状腺、性腺などを考えます。
覚えるポイント
- 圧迫性萎縮は、圧迫によって血流や栄養が障害されて起こる。
- 神経性萎縮は神経支配を失った筋に起こる。
- 無為性萎縮は使わないことで起こる。
- 内分泌性萎縮はホルモン刺激低下で起こる。
- 胸腺は加齢に伴う生理的萎縮として覚える。