33AM123第33回 柔道整復師国家試験 過去問

病理学・一般臨床医学炎症・免疫・アレルギー炎症・肉芽腫

肉芽腫性炎を引き起こすのはどれか。

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正解: 1

正答

1.梅毒

この問題のポイント

肉芽腫性炎は、慢性的な炎症刺激に対して、マクロファージ由来の類上皮細胞や多核巨細胞などが集まって形成される炎症です。

代表的な原因には、結核、梅毒、サルコイドーシス、真菌感染、異物反応などがあります。

選択肢の中では、梅毒が肉芽腫性炎を引き起こす疾患です。

解説

肉芽腫性炎は、病原体や異物を通常の炎症反応だけでは処理しきれないときに形成される慢性炎症の一型です。

梅毒では、晩期梅毒においてゴム腫と呼ばれる肉芽腫性病変を形成することがあります。

ゴム腫は、中心部に壊死を伴う肉芽腫性炎で、皮膚、骨、肝臓などさまざまな部位に生じます。

一方、間質性肺炎は肺胞壁や間質を中心とした炎症・線維化が主体です。

偽膜性大腸炎は、腸粘膜表面に偽膜を形成する炎症で、肉芽腫性炎とは異なります。

アレルギー性鼻炎は、IgEが関与するⅠ型アレルギー反応が中心です。

したがって、肉芽腫性炎を引き起こすものは梅毒です。

選択肢の確認

1.梅毒
正しい。
梅毒では、晩期にゴム腫と呼ばれる肉芽腫性炎を形成することがあります。

2.間質性肺炎
誤り。
間質性肺炎は肺の間質を中心とする炎症・線維化が主体であり、肉芽腫性炎の代表ではありません。

3.偽膜性大腸炎
誤り。
偽膜性大腸炎は大腸粘膜に偽膜を形成する炎症です。肉芽腫性炎ではありません。

4.アレルギー性鼻炎
誤り。
アレルギー性鼻炎はⅠ型アレルギー反応が中心です。肉芽腫性炎ではありません。

覚えるポイント

  • 肉芽腫性炎は慢性炎症の一型。
  • 類上皮細胞、多核巨細胞、リンパ球などが関与する。
  • 代表は結核、梅毒、サルコイドーシス、真菌感染、異物反応。
  • 梅毒ではゴム腫を形成する。
  • 偽膜性大腸炎やアレルギー性鼻炎とは炎症の型が異なる。

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