34AM63|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
解剖学・画像基礎内臓・脈管の解剖消化器・呼吸器・縦隔
呼吸器系で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、気管・気管支・肺の基本構造が問われています。左右の気管支の違いや、栄養血管と機能血管の区別がポイントです。
解説
気管は食道の前方を下行し、左右の主気管支に分かれます。
右主気管支は左に比べて太く・短く・垂直に近いのが特徴です。そのため誤って飲み込んだ異物は右の気管支に入りやすくなります。
肺の上端を肺尖、下端を肺底といいます。横隔膜に接するのは下端の肺底です。
血管には2種類あります。ガス交換を行う機能血管が肺動脈・肺静脈、肺そのものに酸素と栄養を送る栄養血管が気管支動脈です。
鑑別のポイント
「機能血管=肺動脈・肺静脈(ガス交換)」「栄養血管=気管支動脈(肺を養う)」と区別します。
選択肢の確認
1.気管は食道の後方に位置する。
誤り。
気管は食道の前方にあります。前後が逆です。
2.右主気管支は左主気管支よりも太い。
正しい。
右主気管支は太く・短く・垂直に近いため、異物が入りやすい特徴があります。
3.肺尖は横隔膜に接する。
誤り。
横隔膜に接するのは下端の肺底です。肺尖は肺の上端で、鎖骨より上に達します。
4.肺の栄養血管は肺動脈である。
誤り。
肺の栄養血管は気管支動脈です。肺動脈はガス交換を行う機能血管です。
覚えるポイント
- 右主気管支は太く・短く・垂直に近い(異物が入りやすい)。
- 気管は食道の前方。
- 横隔膜に接するのは肺底(上端は肺尖)。
- 栄養血管は気管支動脈、機能血管は肺動脈・肺静脈。