34PM13第34回 柔道整復師国家試験 過去問

関係法規・社会保障・医療安全社会保障・福祉障害者福祉・IL運動

自立生活運動(IL運動)はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、自立生活運動、つまりIL運動の考え方が問われています。

ILはIndependent Livingの略で、障害者が保護や管理の対象としてではなく、自ら選択し、決定し、地域で主体的に生活することを重視します。

解説

自立生活運動は、障害者が施設や専門職の管理のもとで生活するのではなく、必要な支援を利用しながらも、自分の生活を自分で決めることを大切にする運動です。

ここでいう自立は、すべてを一人で行うという意味ではありません。介助や福祉サービスを利用していても、生活の方針や選択を本人が決めることが重要です。

そのため、自己決定主体性社会参加地域生活がキーワードになります。

ひっかけポイント
「自立」は「介助を使わないこと」ではありません。必要な支援を使いながら、自分の意思で生活を組み立てることがIL運動の中心です。

選択肢の確認

1.職業訓練を通じて障害者に社会復帰を促す。
誤り。
これは職業リハビリテーションに近い考え方です。自立生活運動は職業訓練だけを中心にするものではなく、本人の自己決定に基づく地域生活を重視します。

2.障害者の日常生活を健常者の規範にできるだけ近づけ、社会生活を共に送る。
誤り。
これはノーマライゼーションの考え方に近い内容です。障害者を健常者の規範に一方的に近づけるのではなく、社会の側も多様な生活を受け入れることが重要です。

3.障害者が自ら意思決定をする主体的な生活を送り、他者からの干渉を排除する。
正しい。
自立生活運動では、障害者本人が生活の主体となり、自ら意思決定することを重視します。他者からの一方的な管理や過度な干渉を受けず、必要な支援を選びながら生活する考え方です。

4.医学的、職業的、教育的、社会的の4つの側面全てを含んだリハビリテーションを行う。
誤り。
これは総合的リハビリテーションの説明です。医学的、職業的、教育的、社会的側面を含めて支援する考え方であり、自立生活運動そのものの定義ではありません。

覚えるポイント

  • IL運動はIndependent Living、自立生活運動のこと。
  • 中心は自己決定主体的生活地域生活
  • 自立は「何でも一人で行うこと」ではなく、必要な支援を使いながら本人が生活を決めること。
  • 職業リハビリテーション、ノーマライゼーション、総合的リハビリテーションと区別する。
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